2023年度ブログ
節分行事 鬼退治!豆まき
2024-02-02
節分とは・・・
節分という言葉には「季節を分ける」という意味があるそうです。昔の日本では春は一年の始まりとされ、特に大切にされたようです。春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日だけを節分と呼ぶようになったそうです。ちなみに暦の上で春が始まる日を「立春」(2月4日ごろ)と呼びます。
また、節分は旧暦の立春が新年であったためその前日に邪気を払う目的で始まったのが由来とされており現在の大晦日のような日であったと言われています。
年の変わり目に邪気を払い1年の無病息災を願う行事として豆まきを行ったり恵方巻やイワシを食べる風習が今も残っているそうです。
〇豆をまく対象がなぜ鬼なのか・・・
それは仏教の考えが由来しているそうです。鬼は「人間の心にある煩悩の象徴」とされ5つの色の鬼が煩悩を表しています。
・赤鬼:欲望、渇望
・青鬼:憎悪、憎しみ、怒り、悪意
・緑鬼:不健康、眠気、やる気がない、怠慢
・黒鬼:愚痴、疑心
・黄鬼:後悔、甘え、浮ついた心、自己中心的
昔の人は人知を超えた災害や自然現象を鬼のせいと考えていて鬼の存在が現代より身近だったことから煩悩も鬼に例えていたそうです。
煩悩である鬼に向かって豆を投げて追い払い、清々しい気持ちで新年を迎えようとされていたのですね。
くろしおの里のご利用者様方も、笑顔で鬼を追い払い新たな気持ちで今年も楽しく過ごしましょう